2013年9月

9月

10月にバスは何処へ?というワークショップ公演をするにあたり、 大森博師匠から「頼むぞ、舞台監督」という至上命令が下る。 もちろん出演もするが。

大森先生(急に先生)は東急セミナーで演劇のワークショップをやっているのだが、そこのメンバーですみだパークスタジオで公演。メンバーは役者もいれば主婦もいるサラリーマンもいる。

このワークショップ公演、何か台本があるわけではなく、大森先生のお題に芝居を返していくという方法で、シーンを作っていく。

例えば

人間の馬鹿さ おどろき つながり お葬式会場へ向かうバス 宇宙旅行 よっぱらい バスの村 春の嵐 ガイガーカウンター

などなど。いっぱいのお題、これを元に即興でシーンを作る。

で、できたシーンをつなげて、はい、完成。 と、字でかくと簡単だが、そうもいかない。 何度も繰り返し、何度も試し、あがき、尻をたたかれ、シーンを作る。

本番は10月6日だ!!

9月のノート 酔っ払いと柿の種の会話。バス同士の会話。太陽を追いかけるバス。さけめ、かたむき。夜中に散歩するバス。橋の落ちる日。くまあらし。右の足先を左手で持つ。儲かると人間が変わる。壁の汚れになったあなたの愛する人を拭き取ります。妙なかたむき。とうめいなかんじ。田中裕子、夜叉。一つの思いを持ち続ける。日常の断面。何か一つの思いだけでずっと踊ること。花が咲く死の世界。自分の闇の中へ降りてゆく。取り返しのつかないほど妖怪。生と死を同時に獲得する。仮釈放された泥棒たち。膿の法王。百年待っている。材、バインド、リノテープ、ピンク布、リノ、ガンタッカー、ついたて、ベンチ、バス停、白布。8m。スカーフ、のこにがち、イントレ組む。放射能。船が出る。風景。橋を落とす。逃げ遅れた人。