2013年10月

10月

本番近くなってくる。 シーンもできた。 舞台セットもできた。 音響さんと照明さんもきてくれた。

さて、本番前日ゲネプロ。(本番と同じの稽古) 思った以上に時間が長い。 何とかシーンとシーンのつなぎ目を短くするために、演出助手、舞台監督(俺)、制作の人間であーだ、こーだと話し合い。ワインを飲み、ガーリックトーストをかじり、なんてサイゼリアは安いんだ。うれしくなるぐらい安い。

そしてはなしあった次の日のあさ シーン転換稽古。 うまくいく。よかった。これで時間が大幅に短くなる。

本番。 昼公演 終わる。 だめだし。 コーヒー、おかしもぐもぐ。 夜公演 終わる。 かたづけ。 舞台片付け。

おわったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。 舞台監督としては誰一人怪我も鳴く、無事に公演終了できたことがうれしい。 役者としても、よいシーンができて、よかったよかった。 結構俺の出るシーンがなかなかできなくて、本番3日前にできたぐらい。 この即興性がいいね。 即興万歳。

と、

12月にコルプト公演に出ないかお誘いを受ける。 12月、舞踏オペラに大森政秀師匠が出る。 なんか、おれも出るんじゃない?根拠はないけど。 少しでもお手伝いできればなぁ。と思っていて忙しくなりそうだからどうしようかと迷っていたけど、 そんなに踊らず芝居のシーンだからということで、出ることに決める。 場所が神楽坂のセッションハウスだし。

そんなこんなで10月も過ぎていく。

10月ノート 自分の心の火薬庫に火をつける。自分の肉体という火薬庫に火をつける。芝居っぽさがなくなってきた。恋する原発。徐々にではなく刻々と世界が変化しなければ時間に食われてしまう。客の視線は踊り手より1000倍早い。生活に疲れた人に興味があるのではなく、疲れた塊に興味があるんです。宇宙で一番遠いのは自分。花を見つめると花に見つめられていて、すでに自分が花になっている。立ち上がるとき海水という海水を持ち上げる。地球を持ち上げる。自分の葬式。軸をしっかり持って。重心の低さ。