2013年11月

11月

思考は現実化する。

舞踏の大森政秀師匠より、12月、草月ホールで出演する舞踏オペラに欠員が出たから出ないかどうかのオファーがくる。 思ってみるもんだ。しかしコルプトの公演とかぶってる。 なくなく辞退。

そして、コルプトの幸せ種まきのリハがすすむ11月。

この時期から山崎豊子熱がだんだん上がってくる。 シベリア抑留、文化大革命沖縄戦労働組合沖縄返還、敗戦。

山崎豊子は戦争を生き残ったものの義務として作品を書いていると何かのインタビューか、あとがきで書いていた。山崎さんは鉄砲の弾を磨いていたそうです。

「運命の人」を読むと、いまオスプレイや、基地の移転問題で何であんなに騒ぐのかが、よくわかる。理屈でもないし、感情でもない。沖縄の歴史が反対しているんだなぁと思う。

不毛地帯」を読むとシベリア抑留のことが書いてあって、たいていのつらさはシベリア抑留に比べればたいしたことないって思えるようになった。あんまり寒すぎて、仕事もきつくて、自分自身で指を斧で切り落としたりしないもん。おれ。

原発事故を書いてほしかったと思う。 でも、日本の姿勢というか、体質は実はぜんぜん変わっていない気がする。 俺の生まれる前に書かれた「白い巨塔」と今もまだ収束していない原発事故の距離はそんなに変わんないんじゃないかと思う。

亡くなってしまったけど。山崎豊子

11月ノート 七夕の短冊の願い事を呼んでいるような、サンタへの手紙を読んでいるような、絵馬を読んでいるような、願いを、そんなシーン。その一歩が世界を救うような一歩でありますように。大野一雄、144p、170p、180p。島倉千代子、まくのうちばくたろう。父と子と精液のなのもとに。この世に生まれてきたのは恥をかきに生まれてきた。全身で動くようになってきている。はらわたのダンス。ハグすると免疫が上がるのです。伊津野重美、谷山浩子